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[全文掲載] 花嫁の手紙vol.38~口にしないと伝わらない思いを、結婚式で伝える ~

花嫁が親や家族への思いをつづった手紙を読む「花嫁の手紙」は、結婚式の定番演出。普段言えなかった素直な気持ちを伝えられる良い機会ですが、何をどう書いていいかわからない……なんて悩む花嫁さんもいるのでは?そこで卒花の実例から、あなたが花嫁の手紙を書くためのヒントやコツを見つけてみませんか?

「たくさんの愛情で育ててもらって、今があることを知ってもらいたかった」

緊張しそうだし、親へはサンクスムービーを流す予定だったため、当初は手紙を読む予定はなかったというあきさん。しかし、担当プランナーから「人生に一度しかない結婚式。絶対読んだ方がいい!一番の見どころです!」と説得され、「確かにそうだな」と。「たくさんの愛情で育ててもらい、今の私があることをゲストの方にも知ってもらいたいと思いました」と、花嫁の手紙を読むことにしました。

■2023年6月25日挙式
■招待ゲスト数…45名(親族、友人)
■花嫁の手紙を書き始めた時期…約1カ月半前
■花嫁の手紙を書くのに要した時間…約1カ月半(式の当日に完成)
■式で花嫁の手紙を読んだ時間…約5分

あきさんの「花嫁の手紙」

手紙を読んでいる新婦
手紙前半
手紙を聞いているゲスト
手紙後半
手紙を聞いている親

【GOODポイント&感動ポイント】

2000組以上のウエディングをサポートし、多くの花嫁さんから「花嫁の手紙」の相談を受けている、ウエディングプロデューサーの澤さんにコメントを頂きました。

花嫁の手紙を書く醍醐味(だいごみ)が詰まった素敵なお手紙でGOOD

このような機会がなければ、ご家族への感謝や心にしまっていた過去のことを謝ることもできないまま過ぎて行ってしまう……。でも花嫁の手紙を書くことで、しっかり自分の人生を振り返り、親御さまに感謝を伝え、傷つけてしまったことを謝り、家族の魅力をゲストに伝えることができますね。そんな花嫁の手紙を書く醍醐味が詰まったお手紙だと思いました。

【A】は、お父さまとの良好な関係と、ずっと心残りだった反抗期のことをしっかり謝られていて、感謝と謝罪を伝える素敵なメッセージだと思いました。【B】からは、お母さまの愛情深い言葉や行動が読み取れ、心からの感謝を伝えていて良いですね。そして、【C】からは、新郎家のご家族も素敵なことが伝わりました。お相手のごきょうだいのお名前も入れているのも、呼ばれている方にとっては嬉しいポイントだと思います。(澤さん)

花嫁の手紙「書いてどうだった?」「受け取ってどうだった?」

今回のお手紙を書いたあきさんと、お母さまにお話を伺いました。

手紙を書いてどうだった?

緊張しましたが、読むことに決めて良かったです
新婦

読んで良かったです!上がり性なのでめちゃくちゃ緊張しましたが、いつもは恥ずかしくてなかなか言えないことや謝れていなかったこと、二人の子どもで幸せだということを両親はもちろん、自己満足ですが義両親や友人にも聞いてもらえて良かったです!

一番伝えたかった気持ちは?

家族に対して「大好き」という気持ちです
新婦

家族が大好きで、父と母二人の子どもで、兄の妹になれて幸せだということを伝えたいと思いました。また、彼の両親には、彼の人柄に惹かれたのも、お二人が愛情たっぷりに育てられてきたからなんだなと思ったことを伝えました。

苦労&工夫したポイントは?

手紙を書くたびに当時を思い出し泣いて、書き進められませんでした
新婦

苦労したことは、書くたびに思い出して泣けてなかなか進まない!これに尽きます(笑)。友達からも泣けてくるので手紙は早めに書いた方がいいと言われて、早くから書き始めたつもりですがなかなか進まず、完成は当日に。通勤中の電車内で携帯のメモに打ち込みながら手紙の構成を考えたのですが、電車の中でさえうるうるしてしまい、ぐっと我慢というのを繰り返して、思うように書き進められませんでした。

後輩花嫁さんにアドバイスを

とにかく、早めに書き始めることですね
新婦

苦労したポイントで答えましたが、早くから書き始めてもなかなか書き進められなかったので、とにかく手紙は早めに書いた方がいいと思います。思い出すと泣けて進まず、私のように当日までかかってしまいます(笑)。人前が苦手で緊張するからやめようと思っていましたが、一生に一度だし、口にしないと伝わらないので、後悔しないよう手紙を読めて良かったです!

手紙を受け取ったお母さまより

二人でとっても感動したよ
新婦母

娘が書いた手紙がとても素敵な内容だったので感動しました。隣で聞いてた夫も「思わず泣いてしまった」と言って喜んでましたよ。

From 編集部

口にしないと伝わらない思いを結婚式という場で伝えてみて

「親の下に生まれ、兄と共に育って幸せだったこと」「大好きという気持ちや感謝」そして、「あの時はごめんねという謝罪」。普段なら恥ずかしくてなかなか口に出せないことも、人生の縮図ともなる結婚式だからこそ伝えられる……「花嫁の手紙」には、そんな力があります。あなたも、口にしないと伝わらない心に秘めていた思いを、結婚式という場で伝えてみませんか。

澤さん
Profile

澤 智子さん 株式会社NEO FLAG.
ウエディングプロデューサー

ウエディング業界歴18年で通算2000組以上のカップルをプランナーや司会者としてサポート。花嫁から手紙の相談をされることが多く、親やゲストにしっかり伝わる手紙の書き方をアドバイスしている。

構成・文/RIE☆ D/ロンディーネ
※掲載されている情報は2024年4月時点のものです

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