【結婚式レポートin愛知県】全員が素顔のままで思い思いに過ごせた一日でした

「挙式より、新婚旅行をメインに考えていたので、当初から結婚式は親族だけでと決めていました。それに、家族一人一人にきちんと感謝を伝えたいし、家族の写真もたくさん欲しい。それなら親族だけの方がいいですもんね」と遥菜さん。用意したドレスも一着だった。
性格が似すぎてよくぶつかったという母は、淡々とした性格で、よくある親友のような関係ではないと遥菜さんはきっぱり。その母がベールダウンの時に、「幸せになりなさいね」と。遥菜さんにとってはまさかのひと言で、“予定外”の涙の入場シーンに。一方、遥菜さんの手を取った父は、遥菜さんが落ち込んでいると、何も言わず好物のケーキを買ってきてくれる、超が付くほどの恥ずかしがり屋。その父がお手本バイトを快諾し、お開き前にはまさかのハグ。「人前では絶対にやらないので、親族婚でよかったです」と遥菜さん。ふたりもゲストも心の向くまま、ありのままに想いを伝え合った一日。「ゲストのみんなの心からの祝福を、こんなに強く、近くに感じることができるとは思ってもいませんでした。あとは新婚旅行さえ行けたら完璧なんですけどね」。遥菜さんはすがすがしい笑顔で答えてくれた。

自宅にあったドライフラワーをあしらった、遥菜さん手作りのリングピロー

泣くことはないと思っていたのに、母からのひと言で思わず涙が溢れた

乾杯のスピーチはおしゃべり好きな遥菜さんの祖父が。話が長くなってくると、ゲストから「ハイ、乾杯、乾杯！」と声が掛かり、場内は大爆笑

披露宴は、緑溢れるテラス付きのこぢんまりとした会場で

ケーキドリップで、キャラメルソースを掛けて完成！

中座は弟と。「デートの時は、必ず私に服装の相談をしてくるんですよ」

ドライフラワーをゲストに瓶の中に入れてもらい、結婚証明書代わりのボトルフラワーに

挙式のみ友人を招待。真っ赤なバラは恥ずかしいからと、大好きなドライフラワーでダズンフラワーの儀式を。遥菜さんはこぼれる涙を必死にこらえながら父とバージンロードを歩いた

遥菜さんのドレス姿をカメラに収める友人も、遥菜さんの涙に思わずもらい泣き

親族だけなので、子どもたちも伸び伸び

退場前の父からの思わぬハグに遥菜さんも涙

Profile

愛知県刈谷市
杉浦修平さん（25歳）
遥菜さん（25歳）

挙式日：2020年2月6日
会場：THE KAWABUN NAGOYA
ゲスト数：30名

共通の友人を介した食事会で2018年の夏に出会い、すぐに交際開始。挙式日は、新婦の誕生日に合わせた。

※ゼクシィ東海版2021年4月号より転載

• 結婚準備全体
• 結婚式実例
• 愛知県