【結婚式レポートin長野県】平成元年生まれのふたり、平成最後の週末に結婚式を

平成元年に生まれたふたり。結婚式の日取りは、せっかくだから令和への改元を目前にした平成最後の土曜日にしたいとこだわった。準備期間は１年とたっぷり。心を込めて手作りしたロゼットは、スタッフの分も含めておよそ90個！　「デザインが気に入らなくて、途中から全部作り直したことも。完成するのに半年かかりました」
ステンドグラスが煌めく大聖堂での挙式。新婦姉から譲り受けた思い出のウエディングベールを母がそっと下ろし、神聖な誓いの瞬間を迎えた。挙式後は大聖堂の外に広がるガーデンでお菓子をばらまいて、ゲストをおもてなし。晴れの日にふさわしい演出で、にぎやかに盛り上がった。
披露宴のテーマは、新婦の趣味にちなんだ「バイク」。愛用のバイクやヘルメットを飾ったほか、バイクのクッキーがのったオリジナルケーキも登場した。「ずっとお姉ちゃんの後を追いかけてきて、やっと追いつけたかな」と新婦が語りかけた、大好きな姉。ファーストバイトのお手本役や中座のエスコートをお願いし、姉妹の絆も深まるひとときに。結びには「平成の時代の締めくくりを、大切な皆さんと迎えられたことがうれしい」と新婦が笑顔で語った。

「大好きな姉と歩きたい」と、姉を指名した中座シーン。姉と一緒にウエルカムボードを作ってくれた姉の義母も一緒に

「僕と結婚してください！」ゲストから受け取ったバラでブーケを作り、新婦にプロポーズ

日頃の感謝を込めて、一つ一つ丁寧に手作りしたロゼット。披露宴でゲストに身に着けてもらった

「バイク婚」をテーマに、会場玄関には愛車を展示。ヘルメットやバイクに乗った前撮り写真、バイクを小道具に使ったオープニング映像など、新婦らしいアイテムも

ウエディングケーキもバイクがモチーフ。ケーキに添えたナンバープレートには、結婚式の日付を

次々と飛んでくるお菓子をキャッチしようと、袋の口を広げて待つゲスト全員参加で楽しさを分かち合えた

新婦姉が結婚するときに使ったリングピローやベールを使用。姉の祝福を感じながら、生涯の誓いを立てた

15kgの生ビールサーバーを背負って、各卓でお酌

「会場選びの決め手になった」という壮大な大聖堂が、挙式の舞台に

Profile

東京都練馬区在住
坂本雄都さん（29歳）
直美さん（29歳）

挙式日：2019年4月27日
会場：NAGANO TAMAHIMEDEN（長野玉姫殿）（長野県）
招待客：61名

ふたりは高校の同級生。長い友人関係を経て、お互いがかけがえのない存在に。プロポーズは新婦から！

※ゼクシィ長野・山梨版2019年9月号より転載

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