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ゲストとゆっくり過ごしたい!アットホームを叶えるゲストハウスの魅力

ホテルや専門式場、レストランと並んで、“ゲストハウス”と呼ばれる会場タイプがあります。貸し切りだったり、オリジナルの世界観をデザインしてくれたり、大樹やプールなどがあるガーデン付きだったり。その魅力を知れば「アットホームに挙げたい」カップルが“ゲストハウス”を選んだことに納得。さぁ、実例からとことん探っていきましょう。

【魅力1】オリジナルデザインが得意だから→ゲストがふたりの世界を満喫

2021年3月挙式:優さん&翔子さん

高砂席のふたり。中心にカラフルな骸骨のポスター、装花はサボテンが主役、天井にはパペルピカドという切り絵がたくさん飾られている

テーマはメキシカン!もともとふたりは、カラフルで可愛く陽気なメキシコの世界観が好きで、新居にもパペルピカド(切り絵のガーランド)を飾っている。そんなお家アイテムやDIYも取り入れて、ゲストが楽しめるアットホームな結婚式を目指した。会場見学をした際には先輩カップルの実例に感激。「どれも唯一無二で自分たちの結婚式がどんなふうになるのかワクワクしました」と翔子さん。さてその結婚式は?

★アットホームシーン:会場制作のサボテントッパーにゲストも胸きゅん

サボテンのケーキトッパーが乗ったケーキ
ケーキセレモニーをゲストが囲んで撮影。天井にはカラフルなパペルピカド

高砂席にもゲスト卓にも、ふたりが好きなユニークな形のサボテンがあちらこちらに。そして、シンプルな筒型ケーキにも可愛いサボテン♪実はこれ、会場の専属デザイナーが細部までこだわって作ったオリジナル。ゲストはその可愛さにほれぼれ、ケーキセレモニーも大盛り上がり。

★アットホームシーン:ユニークなゲームにみんな童心に帰って大笑い

ユニークな顔のピニャータ(くす玉)
指名されたゲストが、天井から吊されたピニャータというくす玉を棒で叩いて割るゲーム。足元の可愛い台は会場が用意

メキシコのお祝いの席でよく見られる、ピニャータ。くす玉のようなもので、これを棒で叩いて割るゲームを現地さながらに取り入れた。愛嬌(あいきょう)たっぷりの新婦お手製ピニャータを割るのは、結婚や妊娠などを迎えたおめでたい人や子どもたち。中からマシュマロが出てくる演出は、安全性や衛生面を考えて会場に相談した。女性ゲストの足元にある三角デザインの台も会場が用意してくれたもので、子どもたちが乗ると一層楽しいシーンに♪

★アットホームシーン:世界に一つの装飾にワクワクが止まらない!

1人掛けソファーを2脚並べた、メキシカンな高砂席。両サイドに大きな木が枝葉を広げ、サボテンとカラフルな花
サボテンやピンクの花がエキゾチックなゲスト卓。カラフル骸骨のイラストを描いたボードも飾って

ほとんどの打ち合わせがリモートで、「こんな感じに」とザックリとしたオーダーだったそう。ところが当日の完成度の高さに驚き「!!!ってなりました(笑)」と翔子さん。持ち込んだカラフルなパペルピカドやDIYアイテムと、高砂席・ゲスト卓・装花の全てがマッチして唯一無二のふたりの好きな世界観。オレンジのカラベラのパネルはメニュー表にもなっていて、新郎友人からは「お世辞抜きで一番の結婚式だった」のコメントが!会場と作り上げたオリジナルデザインの空間を心底楽しんでもらえた。

【魅力2】丸ごと貸し切りだから→ゲストが驚くサプライズを仕掛けられる

2020年3月挙式:Hさん&Hさん

白とダークブラウンを基調にしたシックなバンケットでツーショット

「一棟貸し切りのゲストハウスだったので、他の結婚式の人たちと会うことがなく、ゲストにはゆったりした時間を過ごしてもらうことができました」とふたり。プランナーから「リングドッグもできますよ」と、貸し切りの会場だからこそできる提案を受け、叔母の愛犬・ポロン君に依頼することに……♪

★アットホームシーン:愛犬の登場に笑顔が広がるキリスト教式

チャペルの扉からモフモフの犬、ビジョン・フリーゼがひょっこり顔を出して登場
祭壇前まで来て、カメラの前でドアップ
新郎が抱きかかえて、新婦が首にぶら下げたリングピローからリングを外している

モフモフのポロン君がチャペルの扉を開けて顔を出した瞬間、ゲストは歓声を上げて熱視線。胸にリングピローを付けて、好奇心旺盛に右に左にと寄り道しながら祭壇へ。叔母との練習成果もバッチリ、無事にリングが届くと拍手喝采。キリスト教式できちんと誓いを立てつつも和やかな門出になった。

【魅力3】空間使いも演出も自由度が高いから→ゲストとの距離が縮まる

2020年11月挙式:優さん&佳奈さん

ふたりが出会った海をデザインしたケーキ。ふたりが手にしているのはミニドーナッツ

納涼船クルーズのイベントで出会ったふたりは、海を一望するゲストハウスを選んだ。家族やゲストへの思いを語りつつ打ち合わせを進める中で生まれたコンセプトは「∞ infinity symbol」。新郎側のご縁(円)と、新婦側のご縁(円)がくっつくと、無限大(∞)の未来が開く思いを込めた。クルーズ船が浮かぶ海をデザインしたケーキには、∞ をかたどったふたつのミニドーナッツが♪これをセレモニーで楽しく食べさせ合った。

★アットホームシーン:成長を表現したモノクロ写真の祭壇に思いが深まる

海を見渡すガーデンでの挙式。祭壇にはふたりが幼い頃のモノクロ写真パネルを4点ずつ並べている
両家母がバラを1輪ずつ手にしてバージンロードを並んで入場
母から誓いの言葉を投げかけてもらっているシーン。ふたりは微笑みつつも感慨深い表情

人前式は、海をバックに高台のガーデンで。ふたりが立つ祭壇には大きな額縁がセットされ、両サイドからはそれぞれの成長の道のりを表現したモノクロ写真。母のお腹の中の超音波画像もあれば部活に夢中のショットも。「こんなふうに育ってきて今があります」というメッセージを視覚化した。式中はダーズンローズのセレモニーを行い、両家母もバラを1輪ずつ持って入場。新郎母からは新婦へ、新婦母からは新郎へ、オリジナルの誓いの言葉を投げかけた。自由な空間使いと自由な演出で、一体感ある門出に。

★アットホームシーン:装飾やサプライズから“つながり”が誕生

天井に白い布でドレープ。海バックのふたりの入場口となっている大きな窓を開け放った空間の中心に、カラフルな提灯を集めて球体にしたモチーフ
各席の席札は、天井に吊った提灯のミニサイズ
コースターのメッセージを読んで涙するゲスト

会場を自由に使って、コンセプトの無限大をダイナミックに装飾に取り入れた。天井には白い布で「∞」を描き、ふたりの頭上にはカラフルな複数の提灯を組み合わせて球体に。この提灯の手のひらサイズは席札となり、各席に置くことで、装飾とゲストがつながりある空間となった。祝宴のフィナーレにはサプライズ。キャンドルを置いていたコースターを裏返すと、一人一人へのメッセージが現れて涙する人も。自由な発想で生まれた演出がゲストへの宝物になった。

取材協力:会場/Raffino Ocean プロデュース/HAKU wedding

【魅力4】堅苦しくない雰囲気だから→キッズゲストも伸び伸び大活躍

2020年12月挙式:要さん&亜希さん

2歳と13歳の娘と一緒に挙式退場シーン。

ふたりも長女も次女も“家族全員が主役の結婚式”を目指した。娘たちはもちろん、大勢のキッズゲストが参加する場面も多く、その愛らしい姿に大人たちの目尻は下がりっぱなし。「倍の幸せを感じる一日になりました」と亜希さん。ゲストからは「こんなにも感動して幸せになれたファミリーウエディングは初めて!」の声も。おしゃれだけど堅苦しくない会場の雰囲気が、アットホームな結婚式を叶えた。

★アットホームシーン:家族全員で作り上げる結婚式

サッカーボールのケーキ。ユニフォームには4人家族の年齢が背番号のようにデザイン
娘二人がフラワーガールでにこやかに入場
オリーブの木に水を注ぐセレモニー。2歳の娘も一緒に

ケーキは新郎が好きなサッカーをモチーフに、家族の年齢を背番号にしたユニフォームが並んだもの。「20」の背番号は花嫁のもののはずなんだけど、実際とはちょっと違って気付いたゲストは大爆笑!式では、白い衣裳で可愛くキメた娘たちやキッズゲストがバージンロードにフラワーを放ったり、オリーブの木のセレモニーを次女と一緒に行ったり。ほっこり愛溢れるシーンの連続。

★アットホームシーン:キッズゲストの“魔法”でキッチンオープン!

子どもたちがリボンワンズを振って「それっ!」
オープンキッチンでフランベが上がる

子どもたちがリボンワンズを振って「それっ!」と魔法を掛けると、キッチンがオープンしてシェフたちが笑顔で登場。フランベの演出も迫力満点。ゲストたちは「可愛い~」ともうメロメロ。

【魅力5】特徴ある庭が多いから→そこでしかできない時間が流れる

2020年9月挙式:カズノリさん&ルミさん

100歳の桜の木があるガーデン

キャンプやスノーボード、登山が好きというふたりは樹齢100年の桜の木があるゲストハウスを選んだ。「歴史あるシンボルツリーのエピソードと、その木が枝葉を広げるガーデンに一目ぼれ」とルミさん。挙式はこのガーデンで執り行うことにした。グリーンのアーチを抜けて新郎やゲストの顔が見えたときには「最高に幸せな気持ちに」。

★アットホームシーン:樹齢100年の大樹の下で長く続く時を感じて

母と並んで木のトンネルを入場するところ
大樹の前でブーケセレモニー
1輪の花を母に贈呈。娘も母も胸いっぱい

母とグリーンアーチを抜けてガーデンに入り、ゲストが見守るバージンロードを抜けて大樹の下へ。ここが人前式の祭壇。新郎が入場する際にゲストから受け取った花を束ねて花嫁に贈るセレモニーは、みんなの思いを感じられブーケが愛おしくて胸いっぱい。さらに親に花をプレゼントする「Rose to mother」のセレモニーでは、母と息子、母と娘が向き合って涙。この瞬間を今も大切に思い、両家ともバラをドライにして飾っている。

★アットホームシーン:木にちなんだ承認アイテムで一体感あるセレモニー

グリーンの濃淡の絵の具
木を描いた承認アイテム。ゲストが絵筆を押して描いた葉がいっぱい
大樹の前で承認アイテムお披露目

新郎の発案から生まれた結婚承認アイテム。会場オリジナルの大樹の線画を使って、ゲスト一人一人に自由に葉を描いてもらった。グリーン系3色の絵の具の色合いにもこだわって、個性豊かな仕上がりに。新居のリビングに飾り、ガーデン挙式を思い出す宝物になっている。

From 編集部

まずは足を運んで、アットホームな空気感を体感して

ゲストハウスで挙げたからこそ「アットホームになった」結婚式実例、いかがでしたか?会場によって特徴はいろいろ異なるので、ぜひ一度足を運んでみてください。その雰囲気にピンと来たら、運命の会場かもしれません。

Shop list

Raffino Ocean

https://raffino-ocean.com

HAKU wedding

https://haku-cb.com

構成・文/千谷文子 
※掲載されている情報は2020年9月時点のものです

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